AGA(男性型脱毛症)相談受付

(Androgenetic Alopecia:AGA)・・・

「わかはげ」「壮年期脱毛」とも言われ、いわゆる男性の薄毛のことです。特に前頭部と頭頂部が薄くなります。頭髪量や髪型はその人の第一印象を決める大きな因子とされ、AGAは男性にとって非常に重要かつデリケートな問題といえます。

AGAは、男性ホルモンのテストステロンから合成されるジヒドロテストステロン(DHT)により誘発されます。DHTの産生を抑えるAGAの治療薬が、プロペシアとザガーロです。

プロペシアは2005年に認可された薬で、毎日1錠服用します。1年続けた場合、58%の方においてゆるやかに頭髪が増えてきます。また40%の方でAGAの進行が止まります。3年続けた場合、72~78%の方で頭髪が増えてきます。残念なことに数%の方には効果がありませんが、有効率は97~98%ですので、日本皮膚科学会のAGA治療評価でも最高ランクのA(強く勧められる)となっています。性機能(勃起不全など)あるいは心血管系に対する重大な副作用の報告は現在までありません。稀に(0.1%以下)肝機能障害がありますので、肝臓の調子の悪い方はあらかじめ申し出てください。

ザガーロは2016年6月に認可された新しい薬です。毎日1錠、半年飲み続けるとプロペシアに比べ毛髪量が約1.5倍になるというデータがあります。比較的強力な育毛効果がある一方、副作用は1年服用した場合、勃起不全5~11%というデータが出ています。プロペシアに比べると性機能への副作用が気になりますが、その多くはザガーロを中止すれば回復する(可逆性)、というものです。また肝機能障害についてはプロペシアとほぼ同等とみなされます。

症例写真

syourei01 syourei02
治療前 プロペシア内服1年後

プロペシア治療を1年程度続けると、このような増毛効果が期待できます。お気軽に当院へご相談下さい。

≪注意≫
AGA治療は自費診療(自由診療)となります。
診療料金:プロペシア(28日分)約9000円、ザガーロ(30日分)約10000円